【後編】「雪、解けてきたからさ!羽後町の春を探しに行こうよ!」 2022年03月12日 / r-No.002-2
こんにちは!mijoe(みじょー)です!
本日の記事は、昨日アップした【前編】(↓)の続きになります。2022年03月12日時点で羽後町にどれくらい春が訪れているのかを、ぼくが探しにいくという記事です!
この記事の図の番号は、前編からの続きになっているのでご了承ください。
この日の時点で、目標にしていた「ばっけ(ふきのとう)」は見つかったのでしょうか。それでは早速続きを見ていきましょう!
2. 本編(つづき)
さて、歩いているとこんなものを発見しました。
恐らく、雪がもっと積もっていたときに、雪の力が加わって折れてしまったのでしょう。これ以外にも、今回歩いている途中にたくさん折れたポールを見つけました。
折れたポールも、ある意味春が来たという証拠なのかもしれません。雪の力がそこにあったということを示しています。
それにしても、町中の折れたポールを探して再び設置する作業、大変だろうなぁ。
さらに少し歩くと、こんなものも発見しました。
田んぼの用水路ですね。この日は気温が少し高かったので、雪解け水がぽたぽた落ちていました。下に溜まった水は透き通っていて、とてもきれいでした。この透き通った雪解け水が、おいしい羽後町産のお米をつくるんだなぁと思い、感慨深かったです。
水の豊かさ。これも羽後町の魅力ではないでしょうか。
さあ、では「ばっけ(ふきのとう)」を探しましょうか!
ばっけは、こういう道路と田んぼの間の部分に生えているイメージです(ぼくの勝手なイメージ)。なので、ぼくは住宅の多い地域から、一面に田んぼが広がる地域へと足を運びました。
皆さんも、前を行くぼくについてきて、一緒にばっけを探しましょう!
道路の両脇は雪原のように見えますが、田んぼです。
道は果てしなく続いているように見えます。空は広く、山は豪壮です。
ぽつんと歩いていると「自分たちは、偉大な自然の中に置かれた一つの存在だ」と再認識することができます。
さて、振り返ってみましょう。
なんにもありません。車もほとんど通りません。だいぶ遠くまで来たなという感じです。
道中、道の端をくまなく探してきました。ですが、うーん...。
ばっけ、この日は見つけられませんでした...。一応、一時間半くらい歩き回ったんですけどね~。まだ雪が少し後退してるだけなので、時期が早かったのかもしれません。また数日したら、探しに来ようかなと思います。
そんなこんなで帰路についていると、こんなところに行きつきました。
一本杉です。ぽつんと一本立っていて周りに建物がないので、結構目立ちます。「ただの一本杉じゃん」と思われるかもしれませんが、実はぼくにはこの一本杉に関する思い出があります。
それは、今は亡きおじいちゃん・おばあちゃんとの思い出です。ぼくがほんとに小さい頃、それこそ幼稚園児くらいの頃です。おじいちゃんとおばあちゃんは、よくこの一本杉のところまで、ぼくを連れて散歩に来てくれました。
確かこの一本杉の根本にはほこらがあって... あっ!
ほこら、まだありました!いまはまだ冬季なので、フタがされているんですかね?それこそ20年ぶりくらいにちゃんと見たかもしれません。懐かしいなぁ。
小さい頃はおばあちゃんの真似をして、よくここでお祈りをしていました。それが何か意味するのかは、まだ小さすぎて分かっていなかったと思いますけどね。そういった思い出が、この場所に来たことで鮮明にフラッシュバックしました。
この日、ばっけは見つかりませんでしたが、最後に良い思い出が見つかりましたね。
3. おわりに
さて皆さん、いかがでしたか。ぼくといっしょに2022年03月12日の羽後町を歩いた気持ちになれたでしょうか?
ところどころ、春を感じる箇所がありましたが、まだまだ雪も多いですね。もう少し雪解けが進めば、植物が芽吹き、生きものが活動を始めることでしょう。そのときにまた、「ばっけ」を探しに行く記事を上げられればなと思います。
また、今回は西馬音内地区を探索しましたが、他の地区にもぜひ足を運びたいですね。
本記事の最後には、ぼくの忘れていた記憶について紹介しました。皆さんも、大人になったいま、自分が生まれた町をゆっくり、のんびりと歩いてみてはいかがでしょうか。数十年間忘れていた、素晴らしい思い出がよみがえるかもしれませんよ?
実際ぼく自身、一本杉のところに行ったときに、目頭が熱くなる思いがしました。
と思ったら多分花粉ですね、あれ。一本”杉”ですもんね。
お後がよろしいようで。また明日、お会いしましょう!
mijoe(みじょー)