あ!開かない!! / No.008
どうも!mijoe(みじょー)です!
さて、雪国にお住みではない読者の皆さんは、大雪のニュースを見たときにどんなことを感じていますか?
「公共交通機関は大丈夫なの?」
とか、
「毎朝雪かきするの大変そう」
とか思ってくださるのでしょうか。ただ、それはどれも建物の外での話ですよね。テレビで映るのも外の映像がほとんどです。
ところが実は、雪は建物の中にも影響を及ぼしているんです!「どういうこと?」と思った方もいると思うので、まずはこちらの四コマ漫画をご覧ください。
はい。ぼくの家には二階にふすまがあるのですが、このふすまは漫画にも示したように冬季は開かなくなります。
冬になって雪が降り始めて、屋根に雪が積もるに従って徐々に開きづらくなっていき、あるところでビクともしなくなります。なので屋根の上の雪の重さがどれくらいなのかの一種の指標にはなりますね。
一応お伝えすると、屋根雪の「高さ」の指標には必ずしもなりません。水分を多く含んでいる雪は、見かけの体積によらず相当な重さになるからです。なので、雪がばーっと降ったあと雨が降ったりすると、すぐにふすまが開かなくなりますね。
この事態を放っておくと「冬季に開かずの間が出来てしまう」ということになりかねないので、我が家では事前にふすまの中央に突っ張り棒のように木板を挟んでおきます。こうすることで、鴨居(ふすまのレールになっている水平材)の中央部分の沈み込みを抑えることができ、重さの影響の少ない両端のふすまは使用可能になります。
これを書いていて思ったのですが、いまどきに建てられる雪国のお家は、こういうことがなるべくないように設計されてるのでしょうか。そうだとしたら大工さん、建築士さんってほんとにすごいですね。
雪国にお住みではない読者の皆さん、実はこういう事情があったのご存知でしたか?
また、雪国にお住みの皆さんは、この問題、どう解決しているでしょうか?
まあ一番効果的な対策は屋根の雪を下ろすことなんですけどね。
こちらからは以上です!
mijoe(みじょー)