【個人企画】羽後町の町章を基にしたキャラメイキングPart1 / ILL-No.003
0. はじめに
本記事は、当ブログの管理人であるmijoe(みじょー)が秋田県およびその県内市町村をどうにかして盛り上げたい、という一心で個人的に作成したものです。以下ではmijoe(みじょー)が描いたキャラクターが登場しますが、それらを利用して個人的に収益を得ようとする目的は一切ありません。いわゆるファンアートの部類ですのでご了承ください。
1. 序
おばんです!mijoe(みじょー)です!
今日はいつもとは一風変わった記事をお届けしたいと思います。
先日、ぼくは創作のアイデアを出すために秋田県の市町村章について調べていました。そのとき、ふと目についたのが秋田県南部に位置する羽後町の町章です(図1)。
この町章を見たときにある考えが頭に浮かびました。
「これ、顔に見えるな…」
「こいつ、突然何言ってんだ?」と思った読者の方もたくさん居られると思うので、ぼくの脳内のイメージを図式にしてみました。つまり、こういうことです(図2)。
思い立ったが吉日、これは真っ先にファンアートとしてイラスト化しなければ…!と思いました。と、その前に、まずは羽後町について私の知る限りで紹介させていただきます(お時間の無い方は次節まで飛ばしてもらって結構です)。
羽後町といえば、毎年夏に開催され、国の重要無形民俗文化財でもある西馬音内盆踊りが有名ですね。ここ数年はコロナ禍のために通常通りの開催は出来ていないようですが、そうでなければ県内外からたくさんの観光客が訪れる町の一大イベントです。
そして羽後町といえば、美少女イラストを用いた町おこし[2]も有名ですね。2007年に、町内出身の山内貴範さんのプロデュースによって「かがり美少女イラストコンテスト」が開催され、著名なイラストレーターの方々が描いた羽後町関連のイラストが展示されました。これ以降、パッケージにイラストが描かれた町の特産品などが販売され、新たな町おこしのあり方として、多くのメディアの注目を集めてきました。
このように羽後町は近年イラストで盛り上がってきたという背景があります。なので最近イラストを描き始めたぼくも、それに何らかの形で参加できればなと思い、上記の発想に基づいて羽後町のファンアートを作成してみることにしました。
前置きが長くなりましたが、次からが本題です。
2. キャラメイキング(顔)
「羽後町 イラスト」等で検索すると、西馬音内盆踊りや秋田小町の衣装を基にしたイラストは数多く見られますが、ぱっと見「町章を擬人化したもの」は見当たりません。無いことを証明するのは難しいですが、少なくとも多くは存在しないはずです。
そうだとすれば、まずは奇をてらわずに素直に描いてみるのがよいでしょう。町章を髪型に見立てて描いてみたキャラが図3です。
この町章の特徴は、なんといっても上のとんがりと下側のぴょんとした部分です。図3のタイプでは、束ねた髪を用いてとんがりを再現しました。おでこが出るので快活な印象を受けますね。羽後町内に住む元気っ子といった感じでしょうか。
次に考えたのが、とんがりをツノに見立てるといったものです(図4)。
髪型はほぼ図3と変わらないのですが、ツノが生えていることで鬼の子という属性を付与できます。ふだんは羽後町の山の方に住んでいて、買い物に行くときは帽子でツノを隠して出かけるのでしょうか。ふとしたアクシデントで帽子が取れてしまい、友達に鬼だとばれちゃう展開が想像できますね。西馬音内盆踊りの衣装を着させると映えそう。
次はカチューシャを付けたパターンです(図5)。
やっぱり町章のシルエットを残すとなると、おでこを出す形になっちゃいますね。横から見ると、メイドさんとかウェイトレスさん的な印象を受けます。羽後町内のカフェでウェイトレスをやっていて、そこに毎回町のいろんな人が訪れる、といったオムニバス形式のストーリーが考えられそうです。ただカチューシャが、「うらめしや~」って言う人が頭に付けてる三角の頭巾にも見えるので、工夫が必要ですかね。
Part1のおわりに
さて、内容としては区切りが悪いですが、記事の方も長くなってきたので本日はここら辺にしておこうかと思います。この続きは今後の更新でやっていきますね。
ぼくはこういう企画みたいなものを思いついて実験するのが好きで、今日も思い立ってすぐ記事にしてみました。「こんなのやってなんになるの?」と感じる方も居られると思うのですが、ぼくはどんなに小さいことでもチャレンジすることで先に進むと思ってます。
「秋田にはなんもないよ」という言葉をよく聞きますが、ぼくはそうではないと思います。今回の記事で言えば、町章にだって魅力はあるんです。つまり、見方を変えればそれが魅力になるのに、それを具現化できていない、うまく表現する人がいないだけなんです。こういった着眼点を持つことが、秋田が今後発展していくための一つのポイントなのではないかと、ぼくは考えています。
突然の企画にお付き合いいただき、本日はありがとうございました!またお会いしましょう!
mijoe(みじょー)
参考文献
[1] 羽後町のホームページ
[2] 羽後町のWikipedia