一ヶ月毎日絵を描いてみて気づいたこと・考えたこと / ILL-No.010
1. 序
こんばんは!mijoe(みじょー)です!
ぼくは2022/02/12にこのブログの一つ目の記事を投稿したのですが、それ以来毎日記事を書いています。ぼくの記事には何らかのイラストや漫画が一枚以上貼り付けられるので、一ヶ月間、毎日絵を描いてきたことになります。
一ヶ月ということで良い区切りかなと思ったので、この一ヶ月で気づいたことや考えたことを整理しておこうかなと思いました。そうすることで、今後の活動にも活かせますからね。
なので、本日の記事はどちらかというと、ぼくのメモ的な感じになりますので、皆さんは楽しくないかもしれません。せいぜい「mijoe(みじょー)ってこんなこと考えて描いてるんだ~」程度に見ていただけると幸いです。
文字主体の記事にはなるのですが、最後には簡単なイラストも載せます。ではいきましょう。
2. なぜ毎日やるのか?
まず、そもそもなぜ毎日記事を書いたり、絵を描いたりしているのかについて説明したいと思います。
先述したように、ぼくは2022/02/12から記事を書いたり、絵を描いたりしています。記事に関しては、この日以前に書いたことは一度もありませんでした。また、ぼくの絵に関する年表は次のような感じです。
小・中学生の頃: ちょっと漫画の絵とかを真似して描くくらい
~空白の十年くらい~
2022年の年明け: A4のコピー紙に鉛筆で描いてみたら思ったより描けた
2022年02月08日: ペンタブ購入
2022年02月12日: ブログでの活動開始
まあ、要するに絵の経歴なんて全然ないんですよ。ペーペーです。でも絵を描くのは楽しいし、たぶん普通の人よりはセンスがあるのかな~と思っていましたので、それなりに時間をかけて継続すれば、良いものが創れるんではないかと予想しました。
ということで、絵を描くことを習慣化するために「イラスト付きの記事を毎日上げる」ということを無理やり自分に課しました。結果、いまのところ、一か月は続けることができていますね。
いやぁー、やってみて思いましたけど、毎日やることって思ってる以上に大事ですよ。まず毎日何かしらの技術が向上します。それに、その習慣を軸として生活できるので、”ブレる”みたいなことがなくなってきますね。
実はこの「毎日やること」の重要性をぼくに気づかせてくれたのは、芸人のハリウッドザコシショウさんなんです。皆さん知らないかもしれませんが、彼、12年くらい前から今まで、毎日Youtubeにネタ動画をアップしてるんですよ?ザコシさんは、2016年にR-1ぐらんぷりで優勝するんですが(現在も最年長記録)、その何年も前からYoutubeにネタを上げてるんです。中には多忙すぎて意味不明の1秒の動画とかもあるんですけどね。
ザコシさんは毎日動画を上げる理由について、
「まあ野球の素振りと同じやから」
と言っていました。ぼくはこれに、とても感銘を受けたんですね。これに倣ってぼくも、どんなに忙しくても簡単なイラストを上げるようにしているのです。
「毎日何かをする場を設ける」ということは、毎日そこで「実験」ができるんです。中にはひどい結果になる実験もあるけど、一方で「思ったよりもいいな」と気づける実験もあります。するとそういうのが、いざ本気で作品を創る際(ザコシさんで言ったら、テレビでネタを披露する際)に活きてくるわけです。
実際、ザコシさんがテレビでやるネタには、日々積み重ねてきたYoutubeの小ネタを昇華させたものが多いんですよ。あれを観るとやっぱり継続って大事だなと思います。
それに当たり前ですけど、「やってる日数」に関して言えば、その人が続けている限りは、今始めた人は追いつけませんからね?ザコシさんでいえば、4000本以上動画を上げてますけど、ぼくが4000本記事を書くころには、彼は8000本動画を上げていることになります。
まあ以上で話したようなことが、ぼくが毎日記事を書いたり、絵を描いたりするところのメインの理由になります。
どんなに小さいことでも良いですから、皆さんも毎日継続してみて下さい。自信が湧いてきますよ。
3. 続けてみて気づいたこと・考えたこと
「じゃあ実際に毎日やってどうだったか」という話に移ります。まず悪い側面は"ほぼ"ゼロですね。ほとんど良いことしかありませんでした。具体的には、
(1) 絵の技術が向上する
(2) 絵を描くのが早くなった(特に四コマ)
(3) 一つ何かを完成させると、次のアイデア(企画や絵のコンセプト)が浮かぶ
といったところがメインの良いところですね。(3)が結構面白くて、やる前は「これあんま面白くないかぁ~」と思っていても、いざ完成させると「意外とええやん...」となることが多いんですよ。そこから次のアイデアにつながったりしました。
つまり「具現化しないと分からない」ということが世の中にはあるんだなと気づいたんですね。
どうしても人間って経験に頼りがちじゃないですか?年を取るとそれが顕著です。頭の中で考えて、「これはうまくいきそうだな」とか「これはあんまり成功しなそう」とか予測できるようになっていきますよね。でもこれって悪く働くこともあると思いません?
上で述べたように「形にして初めてわかる」ようなことがある以上、経験がすべてだと思い込んで萎縮せず、フレキシブルに実験してみるべきです。毎日やってみて、ここに気づけたのは大きかったです。
一方で、今後の課題も見つかりました!「毎日一つ以上の絵」というルールでやってみたところ「一日で絵をまとめ上げる能力」は上がったのですが、「時間をかけて描きこむ能力」はあまり上がっていないことに最近気づきました。
たとえば女性のイラストだったら、細かい髪を描きこんだりとか、陰影をリアルに入れたりとかの技術がぼくはまだまだです。こういった技術って、他のうまい人の描き方を参考にしたりして試行錯誤しないと上達しないものなので、時間がかかるんですよね。なので、今後は描きこみに焦点を当てて技術向上を図ろうかなと思っています。
とはいっても、毎日何か絵を上げることは変わりませんよ?もしかしたら「一枚だけ絵を貼るよのコーナー」とかが少し増えるかもしれませんが、そのときは「mijoe(みじょー)がんばってるんだな」と温かい目で見守って下さるとうれしいです。
結果として「今よりも良い絵を上げられる」ということにつながることなので、皆さんをより楽しませることができるようになると思います。
4. 「いいね」やPV(ページビュー)の数について
ぼく、ブログの記事をアップした後に絵をTwitterやInstagram、pixivにも上げてるんですね。となると「いいね」が付いたり、PVが表示されたりするわけです。これ、ブログ始めたての頃は結構気にしていたんですけど、最近は気にしないスタンスになったのでこの話をさせてください。
なんで気にしなくなったかというとそれは単純で、そもそも読者の方の意見なのでどうしようもないからですね。「どうしようもない」のところを詳しく言い換えると「ぼくが介入する余地も資格もない」という感じですかね。
たとえばですけど、「一枚だけ絵を貼るよのコーナー」で上げた5分で描いたような絵に結構いいねがついて、何時間もかけて描いた絵にそこまでいいねが付かなかったことが、実際にありました。
「これはなんでなんだろう?」といろいろ自分なりに分析したりしたのですが、なんでもクソもないですよね。ぼくが描いた絵に「いいね」を付けるかどうかは、それを閲覧した人の意志によって決まるものなので、ぼくが介入できる要素はありません。結果の数字がそうなった、というだけです。
そもそもぼくは、「いいね」やPVの数が増えるように意識しながら絵を描くことはしたくないです。理由は、ぼくが閲覧者側に回ったときに、そういう意識で描かれた絵を見たくないと思うからです。
ぼくの感性の話になるのですが、ぼくが感動するような創作物って、書き手(描き手)の生きざまや意志、欲望がありのままに現れたようなものなんですよ。やっぱりそういう作品って心が揺さぶられますよ。だからぼくもそういう作品を創りたいという思いがあります。
たとえば四コマだったら、ぼくがほんとに「あるある」だと思っていることを表現するようにしています。イラスト企画とかも、その日に思いついて突発的に描いたものをアップすることが多いです。これはぼくの中の「それを描きたい」という欲望を表現したものです。
ここまでを読んで頂くと、ぼくが自分のために好き勝手やっているように見えるかもしれないですね。でもぼくは、読者の人たちのことを無視しているわけではありませんよ。ぼくは「絵や記事を見てくれた方々の中の誰かが楽しんでくれればな」ということは強く思っているんです。数多くの人が楽しまなくてもよいので、一人でも楽しんでくれる人がいればそれで良いかなと思っています。ここで強く言いたいのは、ぼくは読者の皆さんを「いいねやPVの数を増やしてくれる人」とは一切思っていないということです。
一応断っておきますが、ここで言っているのは「mijoe(みじょー)のアウトプット」というブログコンテンツに限った話ですよ?依頼されたイラストや記事は当然依頼主さまの意向に沿うように作成しますし、「いいね」やPVを意識する必要があるのであれば、そこを一生懸命考えます。
ただ、このブログに関しては、ありのままのmijoe(みじょー)を表現する場にしたい、そうありたいと思いながら今後もやっていく、ということです。
5. おわりに
長々と書いてしまいましたね。でもまあ、こういう回があっても良いのかなと思います。
ぼく自身、書いたことで考えがまとまった部分もありました。
今後も毎日絵を上げていくので、見守って下さると幸いです。これを見て下さる誰かが楽しんでくれるようなコンテンツづくりを目指していきます!
mijoe(みじょー)